2022/11/28
前段
この日は有給を取得。
結構有給もらえてるから取れるタイミングでどんどん取っていこうという気持ちでいます。
時間は、有給取ろうと思っているけど特にやることはないなぁとダラダラしていた先週のころ。
休みの日どうしようかなとか思いつつ動画を見ていたら、ある動画に食いついた。
それは旅行の動画で、複数人でバイキングを楽しんでる動画。
元々バイキングは好きで、旅行とかに行くとポテトフライをいっぱい盛ってよく食べていた。
ただ最近はバイキングをやってるような所にはいけず、疎遠な関係になっていた。
動画を見ていたのが夜中なこともあり、空腹と懐かしさから「バイキング行きてぇ〜〜〜〜」という気持ちが溢れ出してついツイートでこぼす。
そしたらフォロワーの方からこんなバイキングがあるぞとリプライが。
それはまあお高そうなホテルにあるランチビュッフェ。
90分で3800円+サービス料10%って結構なお値段ではとかそういった判断が夜テンション空腹人間にはできるはずもなく。
28日有給のお昼がちょっと豪華なホテルバイキングとなってしまいましたとさ。
【実績解除】ソロバイキング
28日当日。
微妙に治りきらなかった口内炎を抱えてやってきたのは新横浜。
ホテルデカすぎ。
それまでどんなホテルに入ってるかなんて全く気にしてなかった自分に突如として襲いかかってくる金持ちの圧。
地図見ながら見つけたホテルを見上げる姿はまさしく田舎者。自称他称が完全に一致した瞬間だった。
デカすぎてどこが入り口か分からない。
プリンスホテルにかけてんだろって名前のでっかいショッピングモールの外側を歩きつつ、床から水を噴き上げさせそうな場所を見つつ階段を降りて、入り口はこちらですってマークを頼りに歩いてみるとそこは高級ホテルの入り口!
昔回転扉だったんだろうなというでっかい円柱形のガラスの先には暗く荘厳な空間が広がっている。
え、ここに入るの?上から下までUNIQLOなあてくしが?と最初ビビり散らかしてしまい一旦周囲を歩くことにする。
まあまだ開始まで時間あるし、と思いながら横浜アリーナの方に逃げる事に。
なんか知らんアイドルの物販に集まるファンの人たちを見ながら気持ちを整えて、再度挑戦。
前にいたおじさんについていきながらなんとか侵入に成功。
中は先程見た通りの荘厳さと全面に高級感を押し出したイメージ通りの高級ホテルといったところ。
その時の居心地の悪さといったらもう・・・。
目的の店も見つけられてない状況で身分不相応な空間に入ってしまった事による不安感が押し寄せる。
なんか知らん言葉で話してる高級感漂う方がロビーにいらっしゃるしホテルなのかデパートなのか分からんでっかい吹き抜けはあるしで早く目的地に着きたい気持ちでいっぱいだった。
エスカレーターに乗るとそこのライトも上品な色合いで、高級感がとまらねぇ!と怖々してるところでやっとそれっぽいお店に到着!
何でそれっぽいという気持ちになったかというと、店の看板はnot日本語なのに予約票を見るとバリバリ日本語の店名しか用意されてなかったから。
本当にこの店であってるんだよなと三度ほど見直していざ入店!
この時、実績が解除されるような音がしたとかしなかったとか。
食事ダイジェスト
店にさえ入ってしまえばこちらのもの。
食事にだけ気持ちを集中すれば周りに明らかにこの店に力入れてきてるぜ的な階級違いの客がいたとしても蚊帳の外というわけ。
店に入り、店員さんに連れられて4人席へ。
座ろうとすると自然に椅子を引くあたり、教育ができすぎててそこまでしてくれなくてもよくってよとうちなるお嬢様が出てきてしまう。
着席するとパンフレットを開いて説明が始まる。
まるでテーマパークに来たいみたいでテンションあがっちゃう説明を受けたら時間制限90分がスタート。
やはり最初はウンマそうなお肉をいただきたいって事で目の前でローストビーフを切ってくれる会場へ。
肉の塊から肉を切り分け、付け合わせのポテトグラタンをよっそいして提供してもらった。
そのまま別の食べ物を〜と思ったが一旦席に戻る。
新横浜プリンスホテルのビュッフェではでっけえおぼんは用意されておらず、1皿1皿個別に持ち運ぶ必要がある。
そのため、複数皿一度に揃えるためには何度も店内を行き来する必要があった。
一度に食べる量を少なくさせる事で、すぐに満腹にさせないようにする粋な計らいですわねとお嬢様を感心させながらも他の皿を持ってくる。
そうして出来た最初の盛り合わせがこれ
肉と野菜、それとジュース!
野菜でお腹を安心させつつローストビーフを味わおうという、全力でポテトとミルクを配膳していたあの頃より成長した姿を見せていくシンプルな並び。
野菜はまあ取っとかないとないとなという防衛本能が働いたのかもしれない。
いざ実食。
感想。うまい。
ローストビーフの良いところは美味いことだけど、良くないところとしてまあ大体どこで食ってもおんなじような味に思えてしまうところ。
つまりはまあうまいけど特筆するほどじゃなかったなという味だった。
そういう意味ではポテトグラタンの方が感動が強かった。
ちょっとした焦げ付きとグラタンのマイルドさがちょうど良く、味の濃いソースがかかったローストビーフに合わせても主張し合わないシンプルさと、それでも印象としては残り続ける力強さを感じる一品だった。
ローストビーフを食った時点でもう勝ちのようなもので、次からは端からおもしろそうなものを取ってこようと席を立つ。
んで集まったのが彼ら。
魚と豚とパン。
どれも美味しかったけど変わってるなあとなったのが魚。
緑色のソースにほんのりわさびみたいな辛さを持ったやつが紛れていて、のど仏の周辺をツーンとした空気が漂っていて面白かった。
私はわさびが苦手なので分かっていれば積極的に取りにいかないのだが、気づいたら口にまで侵入されていた。
そういうよく分かんねえ出会いをするというのも、雰囲気で美味しそうな料理を選んでいくビュッフェスタイルならではの楽しみだよねと、そう思う事にした。
3周目は毛色を変えて和食系。
天ぷらと汁
天ぷらは、目の前で揚がったやつから好きなやつをスタッフに宣誓してよそってもらうのだが、ここで私の謎の謙虚さが発動してしまう。
なんかそこまでがっつかない方がいいのかなという遠慮から、大葉とかぼちゃだけを宣言する。
スタッフの方から明らかに少なくねえかみたいな間をいただいた瞬間にもう少し注文すればよかったという後悔が始まるがすでに遅し。
渡された皿の寂しさと塩皿のでっかさに失敗しちまったなという思いを抱えながら食べ切りましたまる
おいしかったです
次こういう機会があったらちゃんと食いたいやつを全部頼むぞ・・・!という気持ちがあったとかなかったとか。
だいたいここまでで30分。
食っては配膳しを繰り返してるけど意外とそこまで食べていないのかもしれない。
流石に周りの勝ち組の方々に比べたら席を立つペースは多いのですけれども。
で次がこれ。
ハイカロリー三兄弟と償いのサラダ
特に何も気にせず食いたいものを集めたら来てしまったハンバーグとポテトとピザ。
あまりのアメリカンスタイルにお嬢様が心中でかなぎり声をあげてしまったので、バランスを取るためにサラダを投入。
あとなんかサラダコーナーに紫芋のムースがあったので野菜枠と思いそれも持ってきた。
紫芋のムースって何だろうと思って食べてみたけど結局よく分からなかった。
芋とすらも感じなかった。無を口に運んで無のなめらかさを感じて無を飲み込んだような味だった。
紫芋のムースって一体なんなんだろう。
腹がいっぱいになってきたので甘味で小休止。
紅茶とかあうんじゃないかと思いアールグレイ?のあっかいアイスティーを持ってくる。味はうまく表現できないけど好きな味ではなかった。
ケーキはうちの近所にある世界で一番うまいだろってケーキ屋さんに若干劣るぐらいのすごい美味しいケーキだった。
全部ちっちゃいから全然いけるだろと余裕ぶっていたけど、チーズケーキなんかは濃厚でずっしりときてしまった。
今度行くならケーキバイキングとかいきたいですわね。おほほ。
書き始めて1時間強が経過してきて、若干文が雑になってきましたわ〜
ここで突貫2周目のローストビーフ
まだ私は戦える!とお嬢様が膨れたお腹に自重を持ってかれそうになりながらも立ち上がられたので追加でローストビーフをゲット。
最初とは違う和風ソースでいただく。
相変わらず最高なポテトグラタン。
そして近づく限界。
もう次で最後かなと思いつつ、残り30分といったところ。
デザートには崩れたソフトクリーム!
本当は別に食べたいアイスがあったんだけど、準備中だったので諦めて自分で量を調節できるソフトクリームのコーナーへ。
欲をかいてもうひとまきと止めずにいたら結構な量になってしまった。
横にはいろいろとトッピングできる場所があり、粒餡なんかにも惹かれたが今回はノーマルでいただくことに。
正直お腹もいっぱいになっていて、思いの外減らない減らない。
ゆーっくりソフトの牙城を崩していると、スタッフの方からもうすぐ90分ですよコールが。
残り時間は15分。これを食べてもう終わりだなぁ。
あーできればあのアイス食べたかったなー
あーー
あーーーーー
最後はこれ!芋をモンブラン状にしてぶっかけたアイス!
あれ!?思ったよりも小さい!?
↓公式サイトではもう少しモンブランの形状でしたのに・・・
イメージとの差分に若干がっかりしつつも、量は控えめだったので時間内に消えると確信した私。
やはり目の前でモンブラン糸を結っていただけるとテンションが上がりますわね。
最近はお店でちょいちょいこういう演出モンブランが流行ってますけど、たっけぇので目の前で実演を見たのは初めてでしたわ。
ほっそい芋は案外と食べやすく、芋とアイスの間に挟まれたチョコのクルトンみたいなやつも別の食感を与えてくれて美味しさが引き立っていましたわ。
別腹を発動させたこともありペロリと平らげてフィニッシュですの!
最終的にはお嬢様に心身を乗っ取られてしまいましたが、90分という時間をこれでもかと堪能させていただきましたわ。
惜しむらくはいっぱいあったデザートをそこまで食べられなかった事。
ケーキ以外にもプリンやらロールケーキやらありましたのに食べられなかったのは残念ですわ。
やはり次回はケーキバイキングに行きたいですわね。
その前に私は、バイキングに行けるようお金を稼ぎませんと!
オーホッホッホ!