のっとふぉーみー!
漫画の感想でよく見る辛辣な意見とこういう機能欲しいなあという話
突然ですが、あなたはマンガアプリなどで漫画にコメントを残したことはありますか?
私は2回だけあります。ジャンプ+の『猫田びより』で。
コメントを残すのはなんか自分に合わないなあと思ってやっていないです。
一方でコメントを読むのは結構好きです。
自分の思うここ好き!をコメントと共感することができ、満足感を高めてくれます。
また、自分では気付けなかった細かいネタを解説してくれてたりすると、読み直して2度楽しめたりします。
ただ、コメント欄の閲覧にはあるデメリットがあります。
それは辛辣な意見。私の中で「これは面白かったぞー!」と楽しんで読めた話に、この書き方だと分かりにくいだの展開として弱いだの書かれてしまうと、せっかくの楽しい気持ちに水を差されてしまいます。
マイナスな意見、自分の中でこうすれば良くなるという意見を持つのは大事だし、発信したい気持ちもわかります。
が、それはそれとしてやはりそんな意見は見たくない!
それは個人的な感情もあるし、それを発信したところで何にもいいことはないということを漫画で見てきました。
思い出されるのは島本和彦先生の燃えよペンまたは吼えろペンの最初の方の話。
マンガのネタが思いつかない炎尾燃は、キャバクラ?かなにかのお店でファンの人たちからもらったネタを使ってマンガを描いてしまう。
初めこそ盛り上がったものの、少しすれば出てくるのはどこかで見たような展開に偏った考察。
一度はくたびれてしまった燃も熱を取り戻し、その人らしい作品を生み出すことができて終わり。という話。
他にもバクマン。でマンガ好きの集合知を使ってマンガを描くなんて話もありましたがやはりうまくいかない。
どちらも創作物なので、実際にそうである!なんて言わないけれども、やはりマンガというのは作者の熱意とアイデアが結集したものであると思うため、コメントに改善案みたいなことを書くのは百害あって一利なしと考えています。
そういう作品に触れず、アドバイスをすることが作品の、作者のためになると思い辛辣な意見を出したいという人はいるでしょう。
別にそんなコメントを出すことはもう止めようがありません。ただ、私の視界に入ったきて欲しくない。
そこでこういう機能が欲しいなあと考える。
NotForMe!機能。
既存機能でいうところのフィルタリング機能。
見たくないコメントを個別に設定して、似たようなワードを表示させないようにする機能。
今ならAIとか使ってコメント一つ一つにどの程度の悪意善意があるかを数値化するなんてこともできそう。
あれば嬉しいと思う反面、そこまでコメント欄に手を加えるほどの価値があるのかという考えもある。
コメント欄なんてそれこそ溢れんばかりに存在するからAIのサンプル数としては十分そうだし、なんか個人でも作ろうと思えば作れそうだなあ。
思うだけならタダ。