自分の行動を省みる
朝、ある男子学生がパスケース?みたいなものを落としてしまった。
気付いたのは私と後ろにいた女学生。
私と女学生でどっちが拾い上げますか?の謎の牽制が挟まれつつ私が拾い、男子学生に手渡す。
男子学生からは「ありがとうございます」という返事。
そして男子学生も私も女学生も目的地に向かって歩き出した。
これでいい。これでいい、とは、思うんだ。
ボーイミーツガールフラグを折ってしまった!!!
早朝の何気ない一幕。
パスケースを拾ってくれた彼女と何か起こったかもしれない。
何かが進展したのかもしれない。
まあ大体は何も起こらないのだろうが全ては可能性の世界。
ただただ拾われた先が、触れられた手はどちらが幸福だったろうか。
拾おうとした女学生の思いを、拾われたいと一瞬でも願った男子学生の思いを。
二人の思いを踏みにじった偽善なら私に一言
バカヤロー!
という風に、根がネガティブな人間は己の一挙手一投足をわざわざ振り返り、何であんなことしてまったのかと反省をする生き方を選んでいます。
その振り返りに意味があるかと言われればそうではなく、ただ後悔を脳内にインプットするだけになる事が大半です。
面倒な生き方ですね。
それでは、さよなら。さよなら。