2022/12/03
肩がいたーい!
事の始まりは11月の末あたり。
左肩に妙な違和感がある。
腕を上げるときに何か突っかかるような、動かしにくいような。
変だなぁとは思いつつ、一過性のものだろうと思いそこまで気にしてはいませんでした。
んで昨日の夜。
あ、肩が痛い!
あー腕上げると辛いぞこれ!あーあーあーあー
肩が完全に悲鳴を上げていました。
これまでそういった肩が上げられない痛みみたいなことがなかったので、これは何かあるぞ。何もないとしても不安がすぎる。
という事で本日、初めての整体に行ってきました。
思った以上にボロボロだった私のアンバランス生活
今まで見向きもしなかったので、整骨とか整体とか接骨とかを完全に一括りにしていたので、どこに行くのが良いのかわかってなかったのですが、症状的には整体に行ったほうが良さげだとわかったのでご近所の整体院へ。
順番を待ちながら「これがただの炎症とかの一過性なやつだったら、わざわざそのためにきたのかなんて思われそう〜」なんて考えているうちに診察開始。
症状を伝え、検査をしてみると意外な事実が判明。
曰く「体が右に傾いていますよ」とのこと。
右に傾いてるってどういうこと?と思ってる私に整体師の先生が写真を見せてくれる。
それは私の背中の写真で、肩が横一直線ではなく少し右側が下に落ちている。
顔も少し右に向いている。
どうやら私は無意識に右側を重点的に使用しているらしく、そのせいで左右のバランスが悪くなってるらしい。
体が傾いてるからどこかで無理が生じていて、今回は肩の部位で限界を迎えたという形らしい。
筋とかが伸びた結果痛くなった図
で、背中の写真を見ると私は背骨が真っ直ぐしていないようだった。
腰の辺りで軽く左に湾曲している。
先生曰く、背骨は体全体の骨を木とするならば幹に当たる部分。
背骨がおかしくなると言うのは体全体に影響を与えることになってしまうのだとか。
つまりは、私は知らぬ間に体が歪な状態になっていたということ。
人間利き腕とかの関係でどうしても左右差が出てしまうものではあるが、その分バランス良く生活しないと今回のようになってしまうとか。
さらにデスクワークのような骨が動かない作業というのは骨にとってあまり良くないことで、さらに姿勢が悪いとどんどん悪い方向へ進んでしまう。
プラス右側を重点的に使用するという生活を積み重ねた結果、私の健康ジェンガが崩れてしまったと。
また、検査でびっくりしたのが「私は左足に比べて右足が短い」こと。
右足の方が短いから、どうしても右足の方に体重が乗ってしまい右側重点使用生活に拍車をかけてしまったんだろうなぁ。
対策としてまず出たのが「運動不足解消」そして「糖質を摂り過ぎない」。
特に運動は背骨を動かして正常な位置に戻すために重要と言われて、散歩をおすすめされました。
とかく腕を振って大股で歩けば自然と背骨も動いてくれるとのこと。
散歩する時(というより座る時とか常になのだが)背骨を直立させないようにと言われた。
背骨を少し斜め前に倒すようなイメージでいた方が、背骨にしなりができて歩くときの衝撃に耐える余裕ができ、骨の間にある軟骨をすり減らすようなことにもならないとのこと
衝撃に余裕ある人とない人(全然背に骨がいないのでおそらく自身を背骨と勘違いしている寄生型エイリアンの図)
こういう話はテレビとかでちょくちょく聴いてはいたけれど、改めて伝えられるとやらなければなという気持ちになる。
実績解除【骨をポキポキやられる】
その後も細かく直した方がいいところ、やめた方がいいものについて教えてもらった後はお楽しみの骨移動タイム。
特にやばいとされた骨を整体師の技術を持って何とかしてもらう。
初めは横になって背骨の腰回りの部分を右側に移動させる。
あらかじめ言われたポイントに先生が手を押し付ける。
言われたポイントに数度手を押し付けながら「ここを強くやるので力抜いてください」と説明が入る。
気持ち脱力状態にして腕をだらけさせると、力強く押される感覚と共に「ポキッ!」という小気味良い音が鳴る。
押された痛みはあるが、骨とかには特に痛みはなく、達人に知らぬ間に攻撃される雑魚みたいな反応を取ってしまう。
何をされたかがわからん系。
次に四つん這いにするための機械で四つん這いになって次は広背筋あたりの背骨を押される。
四つん這いにされるにあたり、頭をうずくまらせるシートに頭を押し付けるのだがこれがまあ息がしづらい。
息ができるように穴が空いているのだが、感染症対策で穴の上にクッキー焼くときに敷くクッキングシートみたいなものが被され、さらにその上に付けているマスクも入るため非常に通気性が悪い。
そんな状態で背骨を移動させられるものだから、なんか拷問されてるみたい私という気分になる。
実際のところは息苦しいだけで痛みも少なく骨を鳴らされるだけで終わった。
最後に首の骨。
これまでと同じ要領で進めていくのだが、ここで私が思い返したのがマンガでよくある「達人に首を折られて絶命するシーン」
何で思い出してしまったのか後悔しかないが、途端に起こりうる「事故」を想像してしまい、緊張感で脱力できなくなる。
抵抗を感じた先生により何度か「力抜いてくださいね」コールが入る。
力を抜かないと終われないので私は覚悟を決めて脱力する。
さっきまで何も感じなかった骨を動かす場所に軽く手を押し付ける行為が喉元にナイフを突きつけられてるような絶体絶命感を想起させた頃、この日1番の「パキキィッ!」という骨の音が響く。
そうそう首折られるシーンってこのぐらいのSEを出すよねえ。などと思っている間に施術は終わっていた。
生き永らえた〜
整体終了!
全ての作業が終わって、意識すべきことの確認と次回の予約(一週間後にまた行きます)を済ませて整体院を後にしました。
終わらせて思ったことが、これまでの私の生活、骨に悪い影響与え過ぎ!ということ。
生活の細かいところで見直せる箇所があり、本当に日々の積み重ねの結果できた異常なんだなと再認識しました。
とりあえずは左半身に意識を向けて使っていくように生活していこうと思います。
あとは、知らなかった知識を色々と教えてもらえて単純に楽しかったです。
思い返せばゲームを長時間遊んでると頭痛をするのも、ここらへんが原因ではなイカと思えてきました。
背骨が良くなれば肌荒れも良くなると言われた時はそういう通販番組か?と思いましたが、それもどうなるかが楽しみです。
そんなわけでこれから少しの間整体通院生活を送って健康な体にしていきたいといったところで今日はここまで。
とりあえず明日から散歩をしよう。